【かゆいのは治ってきている証拠?】産後の会陰切開の傷がかゆい・腫れる原因とは

出産時、会陰切開をしたり、いきみによって切れてしまう方も多い。

出産時の会陰切開の傷はしばらく痛み、ドーナツクッションは必須ですよね……。

 

そんな会陰切開の傷ですが、痛みに加えて腫れたり、傷がかゆくなってしまうことがあります

 

産後、会陰にかゆみがあったり、場合によっては腫れているようにも感じると

あれ!?これって大丈夫!?」

バイ菌でもはいったのかな?!」と超不安なります。

何せ、目には見えにくい部分なので心配・・・。

 

でも実は、会陰の痛みや痒み、腫れなどは

ほとんどのママさんが経験していることなんですよ^^

 

今回は、会陰のかゆみと腫れ、様子を見ていて大丈夫なケースと受診が必要なケースをご紹介します。

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会陰切開はどこをどのくらい切っているの?

「会陰切開」とは、膣口と肛門の間の部分である

「会陰」を分娩時に切開することを指します。

 

主に会陰裂傷を予防するためや、

会陰部を広くして赤ちゃんが出るのをスムーズにする目的があり、

初産のママさんの約7~8割が会陰切開の処置を受けているそうです。

 

陰切開は麻酔をした後2~3センチほど切開しますが、

皮膚が伸びている状態で切っていますので、

皮膚が戻ればわずか1センチ程度の傷となります。

 

産後入院中には痛みに応じて母乳に影響のない痛み止めが処方されたり、

感染症を防ぐためにトイレの際には清浄綿で消毒をするように指導されます。

 

退院前の診察でも傷の治り具合をチェックしてもらえますよね。

産後に会陰切開の傷がかゆいのはどうして?

会陰切開の傷はしばらく引きつれるような痛みを感じますが、

痛みのピークは切ってから3~5日ほどで徐々に落ち着いてきます。

 

切り方や体質などの個人差にもよりますが、

1ヶ月健診を迎える頃には痛みが完全になくなって傷口もきれいになっていることがほとんどです。

 

この傷が治る過程でかゆみが出てくる場合もあり、

多くの場合、かゆみは皮膚が再生して完治が近いことを示しているとされています。

 

溶ける糸で傷口を縫った場合にかゆみが出ることが多く、

中には、溶け残った糸の端がチクチク刺さってかゆみを感じる場合もあるようです。

溶ける糸の刺激によるかゆみ

 

会陰の傷を縫う糸は、多くの産院では抜歯の必要のない溶ける糸を使用しています。

この溶ける糸は、お裁縫で使用する木綿糸のように柔らかいものではなく、

ビーズのテグス糸のように、少し固さのあるものです。

 

産後1か月ほどで、糸は自然に溶けていきます。

しかし、糸の端から順番に溶けていくものではなく、場所によって、溶けている場所、まだ残っている場所・・・と「まだら溶け」のような状態なのです。

 

そうすると、溶けかけの糸の端が、外陰部をちくちくと刺激してしまうので、

会陰にかゆみを感じることがあります。

 

糸が完全に溶けると、かゆみもおさまるので様子を見ていても大丈夫です。

 

しかし、あまりにもかゆく、がまんできない場合には、出産した産院を受診してください。

症状を説明すると、すぐに糸を抜いてもらえますよ。

 

溶け残った糸を抜糸してもらうことでかゆみが治まりますので、我慢をせず産院に相談してみましょう。

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産後のかゆみは治りかけのサイン♪

分娩時に必要に応じて処置される会陰切開の傷は、

1ヶ月健診を迎える頃には完治していることがほとんどです。

 

会陰切開の傷が治る過程でかゆみを感じることがありますが、多くの場合、患部が治ってきた証拠です。

つまり、会陰のかゆみは傷の治りかけのサイン 会陰のかゆみは、傷の治りかけのサインでもあります。

 

切り傷も、傷の治りかけの時期には、かゆみがありますよね?

それと同じ状態なんです^^ 出産後、1か月前後でかゆみも感じなくなります。

順調に回復している証拠ですので、安心して良いでしょう。

 

しかし、中には、産褥パッドが合わずにかぶれてしまうことや、

ストレスや睡眠不足からカンジダを発症してしまっている場合もあります。

ひょっとしたら「カンジダ膣炎」会陰切開のかゆみの原因

産後2か月以上たっても、我慢できないほどのかゆみが続く、

かゆみの程度が変わらない場合には、カンジダ膣炎が疑われます。

 

カンジダ膣炎は、疲れて、抵抗力が弱っているときに発症します。

白っぽいカッテージチーズのような、ぼろぼろとしたおりものもある場合には、産婦人科を受診しましょう。

 

1週間以上激しいかゆみが続いたり、悪露の色や臭いが気になる場合には、

1ヶ月健診を待たずに早めに産院や婦人科を受診しましょう。

 

また、かゆいからといって患部を掻いてしまうと、

傷つけて出血してしまったり、雑菌が入ってしまうおそれもあります。

 

掻いてしまうのを防ぐためにも、早めに適切な治療を開始したいですね。

 

会陰切開の傷は自分ではよく見えませんし、

かゆみの原因を見極めることも難しいので、

耐え難いかゆみを感じたら早めに病院に相談するようにして下さいね!

産後に会陰が腫れる理由

 

出産直後は、誰であっても、会陰に腫れのようなものを感じます。

特に傷がなかった人であっても、出産後は外陰部がむくんでいるために、それが「腫れている」ように感じられるからです。

 

 ①会陰の傷による腫れ

 出産時、会陰に傷ができた方の場合には、産後5日目ぐらいまでは、会陰の傷口がまだ完全に閉じないので、腫れが続くでしょう。

ひどい方だと、ピンポン玉大まで腫れることもあります。

切り傷の場合でも、一時的に傷口は赤く腫れあがりますよね。

それと同じように、傷が治る回復過程の1つでもあります。

 

会陰の傷の治りには個人差がありますが、

会陰の傷による腫れは産後2週間程度で感じなくなる方が多いです。

 

②産後血種による会陰の腫れ

 出産時、会陰に傷がなかったのに、次第に腫れを感じてひどく痛むケースがあります。

それは、産後の血種が原因です。

 

血種が大きくなると、ガマンできないほどの痛みを感じるようになります。

 

産後血種とは、お産の時に、強いいきみや、赤ちゃんの頭が強く膣を圧迫した場合、膣の奥にある血管が傷ついてしまい、少しずつ出血が続き、大きな血まめとなってしまうことを言います。

 

この場合、切れている血管は、膣の奥にある血管なので、血種がある程度大きくならないと、産婦人科医の診察でも気づきにくいものなのです。

 

腫れがどんどん大きくなる、

がまんできないような痛みがある場合には血種の可能性があります。

 

処置が必要となりますので、受診しましょう。

処置を受けると、あっという間に痛みがひきますよ。

心配な産後の会陰のかゆみ・腫れ|まとめ

 

受診が必要な会陰の腫れは

 

・産後2週間以上経過しても、まだ腫れが続いている場合

・膿のようなものが出ている場合

・一度腫れが引いたのに、また腫れてきた場合

・風邪のような症状や乳腺炎のような症状もないのに、発熱している場合

 

これらの症状がある場合には、傷の部分が感染してしまっている場合があります。

すみやかに受診が必要です。

 

 いかがでしたでしょうか。

産後の会陰のかゆみや腫れは、おおむね傷が治る過程の1つではありますが、処置が必要なケースもあります。

かゆみや腫れがあまりに長く続く場合、かゆみや腫れがひどくなる場合には、受診しましょうね。

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